ドラマ「リーガルハイ」の動画を1話から無料視聴できる配信サービスはどこ？

堺雅人さん演じる訴訟で一度も負けたことがないという敏腕弁護士の古美門研介と、新垣結衣さん演じる真面目で正義感の強い新米弁護士の黛真知子という正反対な2人がコンビを組んで繰り広げていくコメディーリーガルドラマですが、なんといっても古美門のキャラクターが強烈で面白いです。
相当な切れ者で博識なのですが、捻くれ者で理屈っぽくお金に対して貪欲で、お金のためなら敵味方関係なく裁判に持ち込み勝利を得ようとするような性格で、普通に考えると主人公としてはありえないようなクセのある人物なのですが、堺雅人さんがそんな古美門をなんとも言えないような顔芸やコミカルな動きなどで毎回面白おかしく見せてくれるので、なんだか憎めず魅力的で可愛らしいキャラクターに思えてきます。
また、とてつもなく長くて難しいセリフを饒舌に話すシーンも多いのですが、説得力のある語りで魅了するところは圧巻ですし、コミカルで笑わせるようなふざけたシーンとシリアスなシーンとのギャップがとてもあり、改めて堺雅人さんの凄さを見せつけられます。
そして、そんな古美門とコンビを組んで行動を共にする黛を演じた新垣結衣さんも、それまで見たことのなかったような思いきった顔芸を披露していたりと新たな魅力が発見できるシーンがたくさんあって良かったです。

新垣結衣のイエローカラーのスーツ姿が非常に印象的で、今でも可愛かったなとはっきり覚えています。法律・弁護士をテーマにしたドラマになっているのですが、コメディ要素がとても強くて見ていてクスッと笑えるシーンがたくさんあって面白かったです。何よりも堺雅人と新垣結衣のコミカルでテンポの良い掛け合いが楽しくて、毎回それを楽しみに見ていました。
職業が弁護士ということで、専門的な用語が多くただでさえセリフが難しいだろうと思うのですが、堺雅人演じるキャラクターはせかせか自分本位気質を持っているので早口セリフのシーンが多くて圧倒させられました。堺雅人はどのようにしてセリフを覚えているのか、なぜここまで噛まずに早口なセリフをこなせるのかと大関心しました。この早口セリフシーンは絶対的に本作の見どころで、注目して見ていただきたい部分ではあります。
法律関係について様々な視点からストーリーが構成されていて、１日本人として生きていく中で知っておくべきことだなと感じる事柄が非常に多かったのでタメになるシーンがたくさんでした。法律について興味のある人はもちろん、笑えるシーンの多いコメディ作品が見たいという人にはぴったりなドラマだと思います。

一期は黛と古美門の出会いが描かれているので、そこが一番の見どころです。電車で席を譲る譲らないで口論に発展していくのですが、その時のやり取りが最高に面白いです。あの一瞬の間に古美門はお年寄りがスポーツクラブに通っていることを推察していくのですからあっぱれとしか言いようがありません。
2期では古美門に新ライバルが登場します。羽生晴樹という男で裁判は勝ち負けだけではないという信念のもと行動して古美門を追い詰めていきます。黛のことが好きみたいなシーンが度々出てくるのですが、その隣にいた古美門のことが実は好きだったという意外な展開が待っています。このシリーズで一番好きなキャラはやっぱり古美門です。
法廷で早口で捲し立てるシーンは圧巻です。相手を論破したというカタルシスを感じることができるので古美門がヒートアップしたら誰にも止められません。物事の観点もそこに目をつけるかという意外なものを言ったりするので、すごく驚かされます。初回の放送でガソリンスタンドの若者が先輩を殺した裁判の話があるのですが、この話の展開がかなりドラマチックで大好きです。
いい感じで進んでいた裁判に水を差す新証言をする人物、それによって一度は負けを確信した古美門が大逆転劇を展開していくのは最高でした。

勝つためなら手段を選ばないという主人公を演じる堺雅人さんの古美門研介が繰り広げる法廷ドラマで他の法廷ドラマと違いコミカルでコメディ調の強い内容でとても面白いドラマではないかと思います。何より堺雅人さんの演技が圧巻でこれまで演じてた堺雅人さんのイメージをガラリと変わる魅力のある演技に引き込まれました。やっていることはセコくてダークなことでも何か笑えるというかセコっと思いながらも良いところを持って行く所がとても良いです。
そして、堺雅人さんの相棒役に出ているのが新米弁護士として奮闘した黛真知子を演じる新垣結衣さんではないかと思います。真面目で情熱的な新垣結衣さんと勝つために手段を選ばない堺雅人さんの二人の掛け合いが見事で相対しながらも徐々に噛み合っていくところは見ていてとても引き込まれていきました。最初は新米だった弁護士が第１シリーズ、第2シリーズと成長していく姿は見ているこちらも応援したくなる存在だったように思います。
また、この2人以外にも2人を支える里見浩太朗さんや田口淳之介さん、ライバルとして生瀬勝久さんや小池栄子さんがこのドラマを引き立ててくれているように思います。法廷ドラマは重い難しいドラマというイメージがありましたが、このドラマでそのイメージが変わるぐらいコミカルで面白いドラマだと思います。

先ずこのドラマで注目してもらいたいのは堺雅人が演じる主人公・古美門研介です。性格がねじ曲がっていて毒舌で子供のような言動をするんですがドラマの勝負所に入れば最強の弁護士になってしまうというギャップが最高なんです。名言を連発させる古美門というのはリーガルハイの1番の見せ場になっています。そんな古美門と対立する新垣結衣が演じる黛真知子という存在も面白いです。正義感に溢れていて曲がったこと、不正を嫌う黛と古美門との小競り合いはむちゃくちゃ面白かったです。
下手なバラエティ番組よりはこの2人の掛け合いを見ている方が笑えるんじゃないかと感じるほどずっと見れるやりとりでした。個人的にオススメなのが第1シーズン第２話の著作権侵害を訴える若者たちの回です。ロックバンドをしているちょっとふざけた若者達と古美門とのやりとりというのが抜群に面白かったのを覚えています。この回を見てしまうと次回以降のリーガルハイを間違いなく見たくなるだろうと思える回でした。
とにかくバランス感覚が良いし登場人物の会話にユーモアとセンスが溢れているのがリーガルハイです。自分史上、好きなドラマ1位にしても良いくらい高い位置付けをしている作品です。