ドラマ「真犯人フラグ」の見逃し動画を1話から無料視聴できる配信サービスはどこ？

「真犯人フラグ」を見ようとしたきっかけは西島秀俊さんが出演されるということを放送開始前に知ったからです。ストーリーはどうやら西島さんが犯人にされるようだということでしたので、きっと西島さんの窮地に陥ったお芝居が見えると楽しみに見始めました。
想像通り第一話から西島さんが大ピンチとなり、困った表情いっぱいでワクワクしてしまいました。サド的ですが役者さんのこうしたお芝居が大好きなので毎週が楽しみになっています。でもSNSなどではこの作品について非難的なコメントが多いようで残念に思っています。確かにキャラクターが多くて誰が真犯人なのかまるでわかりません。
どの人も犯人に思える演出だからです。それは俳優さんがみんなウマイということだと思います。特にハンパなユーチューバー役の柄本さんはここではひと味違った悪役といったキャラですが、本当に嫌いになってしまいそうな感じで凄いなと思います。
ストーリーは犯人捜しのミステリーですが、テーマはメディアの功罪だと思うので犯人が誰になったとしても私は別に突っ込みを入れたり、非難したりするつもりはありません。西島さんはじめとした役者さんたちのお芝居がこのドラマのキモでもありますから。

このドラマでは、突然、凌介の家族がいなくなってしまい、深刻な状況に感じられました。
凌介自身もどうして家族がいなくなってしまったのか心当たりは無く、
事件に巻き込まれてしまっているということで、居ても立っても居られない状況になっていることが伝わってきました。
誘拐犯、事件の真犯人は誰なのかについて考えながら観るとドラマが面白くなってくると思いました。
第４話では、凌介が真帆の保険金の受取人になっていることが、ネットで拡散されている状況を観て、大変なことになってしまっていると思いました。
また、凌介の家族がいなくなってから、凌介自身と亀田運輸で働く人たちにも影響が出ていて、厳しい状況に感じられました。
同じ会社の瑞穂と菱田家の朋子が意外と怪しく感じられ、誘拐事件に関与しているのはないかと思いました。
菱田家の押し入れには、何が隠されているのかとても気になりました。
また、凌介が家にいる時に、突然、窓ガラスが割れてサッカーボールが飛んできたシーンに衝撃を受けました。
家族がいなくなってしまった事件については、まだまだ謎が多く感じられ関心を持って観ることができています。
西島秀俊さんならではの演技力を観ることができる点は、このドラマの良いところだと考えられました。
ミステリードラマ好きの方には、おすすめすることができるドラマであり、興味を持って観ることができると思いました。

初めは相良家族はとても幸せそうで、羨ましいくらいの家族に見えました。でも奥さんと子供達がいなくなった事で、旦那の凌介があまり家族に関心がなかったのかと感じました。
行方不明当初は、居なくても映画に言ってるのかなと思って、友人のお店で楽しくしている間にも連絡をすればいいのにと思いましたので。案の定ネットに行方不明の記事を載せた後、店で遊んでいる写真がアップされた事でネットでは犯人扱いされてしまいましたし。それに息子のサッカーの10番というエース番号もしならなかったですし、娘のローファーも知らなかったですよね。ドライブレコーダーの映像の奥さんの服装もわかっていないようでした。
家族が行方不明になり、SNSの誹謗中傷が増えて、会社へのクレームがやまないのが今の現実の恐ろしさでもあります。それでも会社のみんなが、課長が犯人なわけないのだから、頑張ってクレームに立ち向かって行く所は凌介が日頃から従業員の事を気づかっていたからでしょう。クレームが辛くてやめたいと思っていた社員に二宮が凌介の事を話すシーンは印象的でした。
凌介のアドバイスを、為になるようでならない所、頑張ってやるかって気になるんだよね。と社員を引き止めた二宮は凌介の事をよく見ています。それだけ慕われているんでしょう。隣人の菱田が相良家に入って家族の思い出の料理を作っていましたが、菱田は凌介が好きなのでしょう。
奥さんが、家族を顧みない凌介を陥れようと菱田に様子を見に行かせた推理もできます。５年前の少年の冷凍遺体でバッシングも受けていましたが、それは誰なのか、菱田は関係しているのか、奥さんの策略なのか、他の人に拉致されているのか。様々な推理ができて、見ていて面白いです。
凌介を支えている二宮や、親友二人も怪しいところはありますし、娘の彼氏も本当に味方なのか。ぷろびんの考察にネットが踊らされる実態がどう変化していくのかも見ものです。

先ず気になったのが芳根京子の演技力の高さでした。これまでも芳根京子が出演している作品は見たことがあったんですが今回のドラマで魅せる演技というのは素晴らしいものあります。相手を思いやる気持ちというのが伝わるし時折出る関西弁、ジョークなど自然体の振る舞いが秀逸なんです。
そんな芳根京子が演じる二宮瑞穂はこの上なく主人公・相良凌介を支えているんですが個人的には二宮瑞穂が犯人であってほしいと期待しています。このドラマは伏線に次ぐ伏線が繰り広げられているし、かなりクオリティが高い作品だと評価しています。家族が行方不明になり犯人扱いされている凌介を献身的に守る二宮瑞穂を辻褄を合わせて犯人に仕立て上げてほしいな、視聴者をアッと言わせてほしいなと期待しています。
二宮瑞穂は凌介に対して確実に好意を持っていることは間違いないし凌介の妻・真帆が邪魔な存在だったとも考えられます。動機はあるんで大どんでん返しが観たいなと思っています。登場人物では謎めいた存在・本木陽香、神出鬼没な猫おばさんなど意味深で惑わすような存在が多いんです。事件に関連しているような登場人物は多いし伏線も多いんですが、わかりやすく理解しやすいのがこのドラマの賞賛できるところだと感じています。

いろいろなシーンにおいてこれから先に巻き起こる出来事に繋がる重要な伏線部分がたくさん張り巡らされていて、それを発見するたびに視聴者としてもテンションがあがります。あなたの番ですのような緊迫感があったり、先の展開が予想し難くハラハラドキドキさせられる感じがたまらないドラマです。
突然に家族3人が失踪してしまうことで、どんな終わりを迎えることとなるのか、それぞれの人間関係が回を重ねていくごとにどう変化していくのか、毎回が楽しみです。個人的には芳根京子のキャラクターがかなりハマっていて、彼女の高い演技力もあいまって非常に高クオリティーな役所に仕上げているなという印象を持ちました。
正直にいうと、秋元康の作るドラマがここまで恐ろしく仕上がっていることに衝撃を隠せませんでした。アイドルをプロデュースするだけではなくこんなにも深くて先の読めないストーリーを組み立てられるというのは、やはり才能がすごいのだなと思います。
あな番と同じスタッフによって作られている作品ではありますが、それでもホラー的要素は少なめになっているので、あな番が怖すぎたという人にとってはちょうどよく見やすいのではないかと思います。ミステリーチックなドラマ好きには最高な作品です。