ドラマ「推しの王子様」の動画を1話から無料視聴できる配信サービスはどこ？

ロマンチックなコメディー作品になっていて、見進めていくにつれてどんどん新鮮味が感じられるような新しい恋愛ドラマでした。比嘉愛美が主役を務めるドラマを初めてみることになりましたが、これまで見てきた以上にキャラクターになりきっていて演技も質が上がっているように感じました。可愛さと美しさのバランスがいい彼女なので、同じ女性としてもかなり憧れの存在になっています。
ケント様は初めの方社会人としての力が無さすぎるなと驚きましたが、どんどん仕事を色々こなしていく中で学び成長していってる様子がしっかりと見て取れました。個人的には乙女ゲームをやったことがなくて、面白いのかどうなのかと不安はありましたが、ドラマを通して利用者が乙女ゲームにハマる理由がなんとなく理解できたような気がします。比嘉愛美はバリバリ仕事をこなすカリスマ性を、現実世界においても持っていそうに見受けました。
比嘉愛美の仕事はいい方向に向かい続けるのか、そして比嘉愛美の恋愛模様はどのように進んでいくのか、と第一話からハラハラし続けました。フィクションだからこその独特の世界の中では、明るい日常が垣間見ることができて鑑賞しているだけで幸せな気持ちになれるので最高です。

泉美が社長をしている会社の乙女ゲームに出て来るケント様にそっくりな男性、航が登場する初回のシーンはドキドキしました。航は借金取りから逃げるために高い場所からかっこよく飛び降りてきたシーンはかっこよかったです。自分が大好きな推しに似ている航を見て、見惚れている泉美を抱きしめて、借金取りから逃げるために利用してすぐに去ってしまったのが残念でした。しかし、後日航と再会して、借金取りから逃げていると知った泉美がお金を代わりに返した姿が男前でかっこよかったです。
そんな航は泉美の理念に感心して会社に入りたいと希望を伝えたところ、採用されることになったのがおもしろくなってきたと思いました。お金のない航を泉美は部屋を使っていいと言ったため、2人の同居生活が始まるのが見どころです。2人が仕事中とは違ってゆっくり過ごしている自宅のシーンは特に好きなシーンです。会社のみんなには同居していることを一応隠しているので、いつかバレてしまうのか気になります。会社では社長と社員という立場なので、敬語を使うようになった航ですが、家では普通にため口で言いたいことを言い合っている姿を見ると、本当に仲が良くていいなと思う関係になっているのがおもしろいです。

ゲームの中のケント様と比較するためとはいえ、航の常識の無さには、正直ドン引きしてしまうレベルです。理想と現実のギャップという意味では正解の表現かもしれませんが、そこからの急成長も現実離れしていて、多少のファンタジー感は拭いきれません。
ですが、その違和感を全て取っ払うくらい、泉美が直面する困難にリアリティがあり、彼女の紡ぎ出す言葉には不思議な説得力があります。
特に、周りが見ている自分はキラキラしたセレブのようだけど、実際は二次元に恋する、痛い独身女というギャップに疑問を感じている姿が、今の彼女を物語っているように見えます。
女だからと格下に見られたり、やっかみの対象にされたり、下請け企業だからと無理難題をふっかけれたりと、不快なシーンも多いです。でも、そこを省略しないことで、推し活の素晴らしさがより伝わるし、完璧過ぎない泉美だからこそ、より共感を得られるんだと思います。
このファンタジーとリアリティの絶妙なバランスが、この作品の一番の魅力だと思います。
今はラブ要素も低めですが、光井も航に危機感を感じているし、泉美も杏奈に無意識に嫉妬しているし、今後ドロドロな四角関係に発展していくのかも、大きな注目ポイントになると思います。

比嘉愛美主演のラブコメ作品である。元々は深田恭子さんが主演を務めるはずだったが、事情により降板したので比嘉愛未さんが抜擢されたらしいです。話の展開はゲーム会社に勤める泉美がラブマイペガサスという自社のゲームのキャラにそっくりな航と出会いその彼を育てていくという話でとても先が気になります。
見どころとしてはやはり泉美と航の関係性です。泉美の言動がとても強引で理想のキャラに似ているからと言って航を家に泊めて会社にも引き入れてしまうのがすごいです。一番好きなシーンは泉美と航の初めての出会いの場面です。借金取りから追われている航が歩道橋から飛び降りてくるのですが、そこでたまたまいた泉美と目が合う感じがラブコメを体現している感じで、すごくいいです。泉美の理想の男性に出会えたという高揚感がこちらにも伝わってきました。恋愛がご無沙汰だったこともあり泉美は多分反動でビビビと来たのでしょうね。
このドラマで一番好きなキャラは航です。何事に対しても無気力で人を好きになったことがないらしいのですが、色々と自分と共感できるところがあって見ていて楽しいです。こういう若者は今の時代たくさんいると思うので、航に感情移入しながら見てみるととても楽しめるドラマになるかもしれません。

最初は正直、深田恭子さんがヒロインを演じるのを楽しみにしていたこともあり、どうしても深田恭子さんだったらこんな風にこのセリフを言っていたのかなと想像したり、勝手に脳内で変換してしまうようなシーンがありましたが、ストーリーが進み見ていくうちに比嘉愛未さん演じる泉美は、会ったばかりの怪しい若者を簡単には受け入れないという冷静な部分や、元経理部で現在はバリバリ活躍する人気社長であるキャリアウーマンという設定にも説得力を感じられて、魅力的な年上女性のヒロインとしてピッタリだと思うようになりました。
渡邊圭祐さん演じる航はあまりにも物事を知らな過ぎたり、働きたいという割には意欲を感じられないような態度だったりして見ていてイライラしてしまい、最初は応援できないかもと思いましたが、泉美の教育により少しずつ変わっていきましたし、職場での態度も改まり仲間達との関係もこれから更に良くなっていくのだろうなと思えたので、恋愛だけではなく航の成長も楽しみにできる作品だなと思いました。
素材は良いのに活かせられていなくて勿体ない男性をモテ男に育てるような育成ゲーム要素のあるラブストーリーではなく、お互いの出会いを通して影響し合いながら人生や物事に対する考え方を変えていくような成長ストーリーになるのかなと思います。