ドラマ「教場」の動画を1話から無料視聴できる配信サービスはどこ？

このドラマを見た時、真っ先に思ったことがいつもの木村拓哉さんじゃないと感じました。演技に凄みがあって見事に風間公親を演じ切っていました。適正能力がないと判断したらすぐに生徒を退学させる冷酷な人間に初めの頃は写りましたが、実際は生徒のことを考えてあえてそうしていたのだと分かった時は涙が出てきました。警察学校の中で生徒たちがよからぬことを考えて、いろいろなトラブルが起こるのですが、それが一つの見所になっていると感じました。風間教官がその事を察知して見事に先回りしている展開には脱帽しましたね。
洗剤を利用した殺害方法を見事に見抜いて風間教官が寮に現れた時には本当に安心しました。最後まで警察学校に残ることが至難の業のように感じる場面がいくつも存在しているので誰がちゃんと卒業できるのかなどを考えながら見るのも楽しいかもしれませんね。
一番好きなシーンは生徒たちが卒業する時に風間教官がねぎらいの言葉を生徒に話す場面です。今までの厳しい指導が愛あるものだったとわかったので、とても嬉しい気持ちになりました。好きなキャラはやっぱり風間教官ですね。警察とはなんなのかそういう事を一番理解して行動していると思います。その信念がすごいので大好きです。

警察官を目指す学生と教官のストーリーは緊張感があり、予想できない展開は見ごたえがありました。警察学校を舞台にした作品は少ないので、このドラマでは今まで知らなかった警察官の裏側を知ることができて新鮮でした。教官の風間公親は厳しい人で初めは怖い印象が強かったですが、ストーリーが進むなかでその厳しさは警察官になる上では必要なことだと感じました。
市民を守る立場になることもあれば、自分自身の命が危険にさらされる可能性もある警察官の大変さが伝わってきました。風間の厳しさの裏に生徒たちへの愛を感じたときは、本当の優しさは上辺だけでは簡単に分からないのだと思いました。風間役の木村拓哉さんは難しい役柄だったと思いますが、些細な表情まで見事で魅了してくれました。謎の多い風間の過去については、今後も注目していきたいです。
個性豊かな学生たちの存在によってもストーリーに引き込まれていき、志した経緯は違っていても一人一人が警察官という仕事と向き合う様子には心を打たれました。悲しい結果を生んでしまったときは感情を揺さぶられましたが、この予想外の展開は警察官という仕事には実際に起こりえることなのだと感じました。生徒たちが壁にぶつかりながらも、さらに成長する姿を見ることができたらと期待しています。

木村拓哉さんのピリッとした緊迫した演技に、背筋が伸びる思いでドキドキしながら見入ってしまうドラマです。普段はあまり知ることができない、警察学校内部の厳しい訓練や様子を知ることができ、フィクションであっても日本の警察はこんな風に育てられてきたのかなと想像を膨らませることができ、町でお見かけする警察官の方に対しての見方も少し変わりました。
「君にはここを辞めてもらう」という風間教官の一言から、その生徒の抱える闇や過去を一人ずつ掘り下げていき、警察官として相応しくない人間は徐々に素顔が暴かれていきます。結果的に、退館したり改心したりする様子が1作の流れの中で数名分流れるため、次はどんな人の話だろう、どんな闇を抱えているのだろうと、次々とワクワクする展開が進んでいくところが好きです。また、役者の方の一糸乱れぬ行動も、素晴らしかったです。
本物の警察官ではないかと思うほどに、頭からつま先まで全ての行動で張り詰めており、かなりの期間訓練を重ねたのだとわかるほどの仕上がりでした。今作では、風間教官が義眼になった過去が暴かれず、これほどまでに厳しくする理由も詳細はわからなかったので、今後続編が制作されることを期待しています。

「教場」はキムタクファンはきっと見ていると思いますが、キムタクのドラマが苦手だと思う人、キムタクはキムタクにしか見えないと言っている人、木村拓哉さんのイメージがこのドラマで一変します。まずはその見た目から。茶髪でチャラくてトレンディ、みたいなものは一切なく、白髪に色眼鏡、その奥は義眼、制服をみだれることなくビシッと着こなし、言葉数は少なく、風貌だけで恐怖を与えてくるそんな人物に仕上がっています。
そして、目だけで、ゾッとするような、やってくるだけで、その場が静まり返り凍りつくような、強いオーラをもっていて、え、これがあのアイドルキムタク？とほとんどの人が感じるのではないでしょうか。脇を固めるキャストもなかなか豪華です。若手でも実力派が名を揃え、乃木坂や、ジャニーズの方々も違和感なく、松本まりかさんなど話題の役者さんも華を添えます。
キャストもこれだけのメンバーが揃い注目ですが、舞台も警察学校という特殊な空間と成長途中の若者達の葛藤、警察という組織の中でのこの学校の位置、色々な要素が重なり合って、とても濃い内容になっています。ドラマを普段見ない夫も気になったようで一気に見ていました。ちょっと重たい内容ではありますが、一度見て損はしないと思います。

主役を演じた木村拓哉の他にも、工藤阿須加、川口春奈、林遣都、葵わかななど超豪華な俳優陣が勢揃いしていたドラマでテンションが上がりまくりました。全てを見終えて真っ先に思ったことが、このドラマを映画としてもし上映させていたとしても大成功しそうな良作だなと感動したことです。原作として小説が元になっているだけあって、かなりストーリーに深み・重みがあって見応えが抜群でした。
主役を務めた木村拓哉の演技力は言うまでもなくクオリティー高く、彼がしっかりとメインキャストとしてドラマの世界観をストーリーに合わせて作り上げているなというのが伝わってきました。警察学校については今まで私が知らなかったことばかりで、見ているだけで新しい知識をたくさん得ることができて楽しかったです。こんな情報を知っていたら防犯に役立ちそうだな、と思えるような内容もたくさんありました。
警察官は普段このような考えを持って業務に徹しているのだなと感心する部分もあり、普段生活をしている中で彼らに対する尊敬の念もより大きなものになったような気がします。ストーリーが終わりかけていくにつれて、どんどんこれまでの話が束ね併せていく展開になっていて非常に素晴らしかったです。