ドラマ「コンフィデンスマンJP」の動画を1話から無料視聴できる配信サービスはどこ？

詐欺師を目線とした作品であり、これまで悪とされてきた職業を主とすることで、どんなストーリーになるのかと期待が高まった作品でした。ターゲットとした相手を騙すためにかける時間と労力とお金を惜しまない姿に凄味を感じつつ、それを楽しんでいる主人公の姿に肝が据わっていると感じさせると共にコミカルに展開していくことで、変態にすら見えてくる面白みがあります。
コンフィデンスマン＝信用詐欺師というだけあってターゲットに入り込む術に惹き込まれ、想定違いのことが起こってもその場での適応力に驚かされます。しかし時には逃げを選択することもあり、長澤まさみさん演じる主人公・ダー子、小日向文世さん演じるリチャードは瞬時に空気を読めるにも関わらず、東出昌大さん演じるボクちゃんに至っては判断力の遅さから二人に生贄的に見捨てられる展開は毎回の笑いどころでした。
また、人が良いために詐欺師から足を洗うと言いながらも困っている人を助けるために再び詐欺師の仕事を行うボクちゃんとその気持ちをうまく利用して大金をせしめるダー子という関係性も笑いどころです。予想を超える大どんでん返しに最後まで目が離せず、何度見ても惹き込まれる作品です。

これは長澤まさみさん主演の詐欺師を主軸にしたドラマです。長澤さん演じるダー子と東出さん演じるぼくちゃんと小日向さん演じるリチャードのトリオが騙し騙されの攻防戦を繰り広げていく展開が圧巻です。一番の見どころはなんといっても敵役のゲストが豪華だということです。
江口洋介さんから始まり芸人の内村光良さんなど、たくさんの方々が３人と戦いを繰り広げてくれます。一番好きなシーンは一話で江口さん演じる赤星が1億を移送しようとしての飛行機での出来事ですね。飛行機が、墜落しそうになり重さを軽くしようとお金をばら撒くシーンがとても美しかったです。
しかも赤星自身も空へダイビングしてしまうので、その展開の唐突さにも笑ってしまいました。ちゃんと赤星は生きているので見ていて嫌な気持ちにならないので、その点もよかったです。好きなキャラクターはダー子ですね。彼女がおちゃらけながら作戦会議をしている姿がとても面白いです。
ぼくちゃんやリチャードがツッコミ役にまわっているのが、とてもバランスが取れているように思えて最高の組み合わせだと感じました。リチャードの冷めた感じも、すごくダー子の天真爛漫さのスパイスになっていて居てくれるだけでおかしいです。

ダー子達が単なる詐欺師ではなく、ターゲットを騙すためだけに空港や店を丸ごと作ってしまったり、モブが全員仕込みとか、かなり大掛かりでエンターテイメント性のある騙し方をするところが、斬新で面白いと思います。
さらに、メンバーのはずのボクちゃんが毎回計画を知らされずに一緒に騙されていたり、仕込みにお金をかけすぎて、奪ったお金以上に赤字になってしまったりと、冷酷すぎず、少し人間臭い隙が見えるところが好印象です。
毎回ターゲットも様々ですが、赤星のような根っからの極悪人もいれば、やってることは最低なのに、どこか憎みきれない人も少なからずいました。
特に、小池徹平さん演じる桂は、自分のトラウマに対する逆恨みでアスリート達を振り回していたけど、本心は真逆で、誰よりもスポーツを愛していたところが印象的でした。
その上、本来は社会的に抹殺するのが目的なのに、桂の心の闇も、熱海チーターズの折れた心も修復するという、逆に人助けをしてしまったところが、いい意味で期待を裏切られました。
全体的に騙す側、騙される側の心理描写がリアリティがあって、見ていて心苦しくなる場面もありますが、最終的には全てをケムに巻く軽さで種明かしをするので、不思議と爽やかな気持ちになれます。

たくさん笑えてときどきウルっとする大好きなドラマです。最初はコンフィデンスマンって何だろう？から始まって一話目から一気に世界観に引き込まれました。天才的な頭脳と抜群の集中力でどんなに難解な問題や専門知識も短期間でマスターしてしまうコンフィデンスウーマン（信用詐欺師）の長澤まさみ演じるダー子がやはり1番魅力的な登場人物です。なにもかもダー子の思い通りになっていく様子が見ていてとても楽しいです。コンフィデンスマンのみんなが様々な衣装や髪型で毎話別人になる姿も魅力的ですごい才能だと思いました。
全話自分では予測もつかない展開でこれからどうなるんだろう？と1時間ずっとワクワクしながら見ていられます。どの回も面白いですが、個人的には最終回のラストが1番予想外で驚きました！またすぐ1話目から見たくなる展開でこんなドラマは初めてでビックリしました。毎話出てくるゲストも凄く豪華で悪い役かと思いきや最後には優しい面が垣間見えたりします。
このドラマで初めて小手伸也さんを認識した方も多いのではないでしょうか、とっても癖があってチャーミングな五十嵐役は印象的でした。スペシャルドラマや映画へと続きこれからもずっとダー子たちの物語を見ていたいです。

さすがアカデミー賞を受賞した経歴を持つ作品だなと納得させらるほど非常にクオリティーの高い作品で、第一話から見始めて止まらなくなり、最終回まで一気見してしまいました。主要な登場人物が全て詐欺師であるというこれまでにないユニークすぎる設定には、見る前から面白くないわけがないだろうと大きな期待をしていましたが、それ以上に面白かったです。
騙しが来たと思えばさらにそこから騙しが始まって、壮絶な騙しあいが繰り広げられるので、終始ハラハラドキドキする展開が待っています。考えないとわからないようなトリックも隠されていたり、度肝を抜くようなストーリーになることもあるので、一秒も目を話せないくらい全く息の付かせないドラマでした。ここまでどんでん返しのクオリティーが高い作品は、他にないだろうと今でも思います。
一見騙しあいはドラマだけのフィクションストーリーかなと思いますが、生きていく中で世の中にはたくさんの「騙し」が存在していそうだなと考えるとまったりマイペースな気持ちだけでは生きていけないなと緊張が走ります。Official髭男dismの歌う主題歌も、ドラマ全体、ストーリーの雰囲気全てにマッチしていて完璧でした。