ドラマ「半分、青い。」の動画を1話から無料視聴できる配信サービスはどこ？

片耳が聞こえない主人公の幼少期から子供が生まれ母親になるまでの物語です。佐藤健さんが演じる主人公の幼馴染とお互いに恋愛として好きかもということがあったが少し近づいたりすれ違ったりします。私が思う普通だとこの主人公と幼馴染は恋愛関係になると思うが結果的に二人とも別の人と結婚し子供が生まれます。結婚しても二人とも仲が良く、恋愛関係とも友情関係とも少し違う男女間の関係を描いているところが見どころです。
また、主人公が新しく事業を始めるシーンがあるのですがその場面に出てくる人たちが個性的で面白いです。
個人的には主人公の子供が私と同じ年に生まれていて、同級生というところに親近感を覚えました。子供が小さい時でビデオを家族で撮っているシーンがあるのですが私が小さい時もビデオの画質が思っていたよりも荒いことに驚きました。
朝ドラをきちんと見たのは半分、青い。が初めてだったのですが朝ドラのイメージとして大正くらい昔のストーリーをやるというものがあったので私が生きている時代のストーリーということもあり共感できるところも多く面白かったです。最近のストーリーなので東日本大震災なども描かれており、私が小さいころの世の中を見れて面白かったです。

鈴愛が漫画家を目指す物語が主軸に描かれるのですが、すごくリアリティを感じる作品で大好きです。生まれた時から片耳が聞こえないというハンデを背負いながらも明るく生きる鈴愛の姿に勇気をもらいました。幼馴染の律が漫画家になろうとするきっかけをくれたので、その展開が自分の中では一番の見どころですね。一番好きなシーンは漫画家の秋風先生と初めて会ってアシスタントに誘われる場面です。前々から夢見ていた漫画家という職業に鈴愛が足を踏み入れた瞬間の表情が忘れられません。そこでアシスタント仲間など色々な出会いがあり、見ていてワクワクさせられることばかりです。
物語が進んでいくと漫画家を辞めてしまう展開があったりもしますが、その紆余曲折な人生もドラマチックでいいです。好きなキャラクターはやっぱり鈴愛です。片耳が聞こえないことを不幸とは全く思っていないメンタルがまず好きです。自分だったらこんなに明るく毎日を過ごすことができないかもしれませんね。なので彼女を見ているとすごく勇気を貰えて嬉しくなります。鈴愛と衝突ばかりする秋風先生も気になる存在です。とても変わり者で漫画家らしい振る舞いをする姿が逆に愛らしく見える時もあり大好きになりました。

少し迂闊な部分があるものの、何事に対しても失敗を恐れずに真剣に真っ直ぐに向き合う性格を持ったキャラクターを、自然に演じきった永野芽郁はすごいなと感心しました。彼女に対するクリーンなイメージ、安定的な演技力、誰からも愛されるルックスなど全てを完璧に備えている永野芽郁こそが朝ドラにぴったりだなと思いました。
また、これまでの朝ドラの中でも特にキュンキュンするような、乙女心をくすぐられるようなシーンが多く含まれているように感じ、見ていてかなり楽しめました。「幼馴染」という設定も非常によく活きていたように思います。この作品においては、印象的だったシーンがかなり多くて最もお気に入りな回はどれだ、と聞かれても答えられないくらいです。
そんな中でも特に感動的だったのが、永野芽郁が「わたしには何もない」と言ってかなり悩んで葛藤していたシーンです。その場面では、自分自身とも重なり合う部分があって共感を覚え、かなり涙を流して見ていました。彼女の気持ちのこもったセリフであったからこそ胸に刺さったのだと思います。佐藤健の温かくて優しい性格にも何度も心を洗われることがあり、最高でした。また何度も見返したい朝ドラです。

このドラマで良かったのは、佐藤健さんと中村倫也さんの魅力を知った事です。佐藤健さんはそれまで作品を観た事はなかったのですが、この朝ドラを観てとてもきれいな顔立ちで演技も自然で上手い事を知りました。
中村倫也さんについては、全く知りませんでした。この朝ドラでナンパな友人役をしていましたが、彼にしか出せない何とも言えない魅力にハマりました。中村倫也さんのその後の活躍はとても目覚ましいですが、この朝ドラで彼の魅力を発掘されたのがきっかけかもしれません。
好きなシーンは、岐阜県名物五平餅を売れっ子漫画家である秋風羽織が気に入るシーンです。この五平餅がきっかけで、主人公は秋風羽織の元で働くことになります。秋風羽織の出てくるシーンはどれも面白くて好きです。

「半分、青い」の見どころは、主人公鈴愛（スズメ）の学生時代の真っ直ぐで純真なところです。演じている永野芽郁さんの醸し出す透明感がなお、役柄を引き立たせているように思えます。そして温かい家族に囲まれて育ち、片耳が難聴でありながらも健康な心を持っているところもいいなと思います。
幼馴染の律とも付かず離れずの関係で大人になってからもなんとも言えない距離感を保ち続けているところも独特でした。あと、個性的な登場人物が何人も出てくるので、話に惹きつけられます。鈴愛が漫画家になろうと弟子入りした秋風は、風貌も独特だし、演じている強面の豊川悦司さんが少女漫画家という設定で面白いです。他に、正人演じる中村倫也さんも不思議な雰囲気を醸し出していました。
私は中村倫也さんを「半分、青い。」で初めて認識したのですが、こんな役者さんもいるんだなと思いました。ストーリーも二転三転したり、突然の展開に驚かされることもあったりで、主人公諸々どうなってしまうのか気になって毎回なかなか目が離せませんでした。主題歌の「アイデア」も朝がいよいよ始まるという感じがして良かったですし、ドラマともあっていてワクワクするオープニング曲でした。